身を切る改革で、新しい政治の扉を開く

国会はごりごりのラガード。ここがヘンだよ、ニッポンの国会。#04

国会はごりごりのラガード。


イノベーター理論をご存知でしょうか?

世の中に新しいものが出てきて、
最初に飛びつくひとたちが
『イノベーター(革新者)』と呼ばれる層で
市場の2.5%を指します。


最近で言えば、例えばキャッシュレス。


楽天ペイやペイペイなどが出てきて、
誰よりも我先にと使い始める人達がイノベーター。


イノベーターに続いて
新しいものに手を出す人たちが
『アーリーアダプター(初期採用者)』
と呼ばれる層で
市場の13.5%。


アーリーアダプターの次にノるのは
『アーリーマジョリティー(前記追随者)』の34%


次いで
『レイトマジョリティー』の、同じく34%。


最後は『ラガード(遅滞者)』

市場の16%を占める彼らは、
キャッシュレスの例で言うなら、
最後まで楽天ペイやペイペイを
導入しない人たちです。



今もガラケーオンリー主義という方、
携帯を持たない主義、という方は
ラガードかもしれませんね。



このイノベーター理論を、
私は今日、ひさしぶりに思い出しました。




私が訴えていた
「委員会へのPC持ち込み」のハードルが
やはり高そうだからです。




先日、文教科学委員会で(上記写真は別委員会ですが)

「教育現場にIOCやICT、ソサエティー5.0を望むならば
まずこの委員会で
PCやタブレットの持ち込みを許可していただきたい。

私達がICTの時流にのらず、
教育現場のICTの課題に寄り添うことはできるだろうか。


私は今、ほかの議員の頷けるご意見や
議論の中で疑問に感じた点を
必死に肉筆でメモしているが、
肉筆では後日、
検索というものができない。

なので、わたしはこれを自分の事務所に帰ってから
打ち直す手間がかがる。

給特法は学校の先生方の働き方改革だが、
私もまた、議員の働き方改革がしたい。」


こんなことを申し述べ、
恐れ多くも
今日の文教科学委員会の
理事懇談会にて話題にしていただきました。


すると、
こんな話になったということなのです。


・文教科学委員会だけ、というわけにはいかない。
参議院はすべての委員会で足並みを揃えなければ。

・許可したら、会議中に全然議題と関連のないサイトをみるなど
不正の温床となる可能性がある

・セキュリティー面で不安だ

・議院運営委員会(←大事なことを決める常任委員会)に諮ろう


うん。
もう、知ってる。

この国会という場所が
ごりごりのラガードだということを。



世間ではあまり使われなくなったFAXが
情報伝達手段としての主役であり

データよりも紙優先の文化が脈々と続き

官僚の働き方改革の必要性をさけばれながらも
レク(党や議員に対するお役所のレクチャー)は
オンラインで実施されることなく
生、至上主義。



私が委員会で

「PC、OKにしてくださいよォ…」

と一度言っただけでは
きっと変わらない。




知ってたけど。

やっぱ古いィィィィ!!!!





もう、ええやん?

参議院全体で足並みそろえようとして、
何年も先送りしてきたんだから、

文教科学委員会から
コトを動かそう!

そう決めちゃ、
ダメなの??


 

暇な議員が内職するかもしれないからって言うけど、
内職ができない今、
内職しそうな人は
寝てるだけなんだから…


一緒やん?



衆議院ではPC持ち込みを
暗黙の了解にしている委員会があるんでしょ??

 


「スピード感を持って」

という言葉は

政府の答弁でも
しょっちゅう耳にするのですが、

永田町のスピードと
民間のスピードは
ずいぶんと違うものです。



民間企業で、
内職するかもしれないから
会議はPC持ち込み不可とか、
あんまり聞きません。




議員はなまけるもの、という前提が存在する。

前例のないものは「慎重な議論を重ねて」という
常套句で永遠に葬り去る。




小泉進次郎さんも「マイボトル」で
委員会にコーヒーを持ち込もうとして
怒られたそう。
https://this.kiji.is/573793634860205153?fbclid

ソーダローナー…



まったく、
この世界は不可思議。




でも、

諦めたらそこで試合終了です。
(と、スラムダンクの安西先生は言っていたので)


諦めません。

PCの持ち込みの一件に関しては
法案審議の合間をみながら
OKになるまでしつこく要望して参ります!



そうそう…
永田町のヘンなところを
日本維新の会の公式番組
『維新 de GO!』にて
藤田文武議員と激しく語り合っております(笑)


お時間のあるときに是非ご覧くださいませ^^
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お母さん目線の政治が必要です

かねてより政府主導で「女性活躍時代」が推進されているとはいえ、残念ながら女性の悩みに本当に寄り添っているとは思えません。 子どもたちを笑顔にするためには、お母さんたちが幸せになる社会を作らなければいけない。 子どもたちを育てることは、未来の日本を育てていくことと同じです。今こそお母さん目線の政治が必要だと考え、私は出馬を決めました。 政治家としてはまだまだ未熟な私ですが、公認してもらえた日本維新の会とともに、子育て支援や教育、女性活躍に関する改革の実現のため、邁進していきます。

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