いよいよ大学入学共通テストを迎えますね。
「君たちは大学入試改革の最初の生徒たちだ」
と聞かされ
民間英語試験が活用されるらしい！
国語と数学は記述式になるらしい！
と、さまざまな情報が入り乱れ
どのように勉強をすすめたらいいのか
どのように志望校を決定したらいいのか
不安に思った日もあったことでしょう。
民間英語試験の活用や
記述式問題の導入が見送りとなり
「一体どうなってるの？？」
と心かき乱された後にやってきたのは
新型コロナウイルス感染症。
学校に行けなくなり
授業が進まない中で
焦りや苛立ちを覚えたことでしょう。
これは、
中学受験
高校受験に挑むみなさんも同じですね。
寄せては返すコロナ感染拡大の波に
自分が感染したらどうしたらいいのか
家族が感染したらどうしたらいいのか
試験間近で感染したら
受験はどうなってしまうんだろうかと
電車やバスの中で
隣の人が咳払いする度に
ドキドキしていたかもしれません。
それでも毎日、机に向かってきた。
余計なことを考えないようにして
これまでの先輩たちがそうしてきたように
ペンだこの痛みに耐えてノートを書き写したり
マーカーだらけの参考書をめくったり
タイムを測って過去問を解いたりしてきた。
全国的に感染拡大に歯止めがかからない
緊急事態宣言下で
試験を受けていただくことになった
受験生の皆さんに対し
一人の政治家として
文教科学委員として
心から申し訳なく
そして不甲斐なく思っています。
けれど
どうか
これまでの自分の努力を信じ
全力でぶつかってきてください。
もっとあのへんを完璧にしておきたかった
もっと早くからラストスパートかければよかった
いろいろ後悔もあるかもしれませんが
そんな部分もひっくるめて
あなたはあなたなりの
最大限の努力をしてきたのです。
言霊という言葉がありますのでね。
ぜひ、
「大丈夫。
私ならいける。」
って鏡の中の自分に声かけて
みずからの背中を押してあげてくださいね。
それから、
試験会場では
まわりの受験生たちが皆
かしこそうに見えるかもしれません。
どうしても臆病になる自分を感じたら
一人でもいいので
自分と同じように
自信のなさそうな人を見つけてみてください。
そして、
あなたの独断と偏見によって
「自信なさそう認定」をしたその方を
一方的なる心の友として
難しい問題にテンパった時は
「今、心の友もパニクりながら頑張ってるぞ。
一緒にがんばろう!」
と、気持ちを落ち着かせてみてください。
24年前の
とある受験生の
メンタルキープ法です。
これが多くの受験生に有効であるという
データもエビデンスもありませんので
効かなかったらごめんなさいね。
10秒あれば単語のひとつでも覚えたい時に
いち政治家の言葉が
多くの受験生に届くとは思いませんが
それでも
心の底から
皆さんへのエールを贈ります。
フレー
フレー
受験生！！
笑顔で
いってらっしゃい！！
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保護者の皆様へ
このような状況下で日々お子様を励まし
サポートなさってきた保護者の皆様に
敬意を表します。
入試や修学旅行や各種行事…
子どもたちには多くの我慢を強いることになり
保護者の皆様もご苦労の耐えない
１年であったこととお察し致します。
これからの受験シーズン。
生活やお仕事でのご不安も
多々あるかと存じますが、
これまでの培われた力を
お子様に十分に発揮いただくため
引き続きのサポートを心よりお願い申し上げます。
ご家族の絆が深まる受験となりますように。
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