身を切る改革で、新しい政治の扉を開く

野次、こわい。パソコン、ほしい。

野次、こわい。
パソコン、ほしい。

参議院議員会館10階にある
「梅村みずほ事務所」の執務室にて、

今しがたコンビニで買ってきた
”バターチキンカレー”を食しながら
この記事を書いております。

 

今日は4時間45分にわたって
文教科学委員会が開かれています。

時間が長いので
午前・午後に分けて開かれていて、
さきほど前に午前の委員会が終了したところです。

今日の4時間45分で行われるのは
大臣所信に対する各党の質問。

大学入試に民間英語検定システムを導入するにあたり
あの「身の丈」発言をなさったウワサの
萩生田光一議員の所信表明に対し

各党の委員が

これはおかしんちゃう?
ここが問題ちゃうん?
どないなってんねん!
このへん頑張らなあかんで!

とツッコミを入れる場です。

参議院本会議でも
総理の所信に対する
各党の質問を見ておりましたが、

今回の委員会質問でも思いました。

野次、こわい!
パソコン、ほしい!!


そこかい!!
と、ズッコケさせてしまったなら申し訳ないのですが、
正直な感想です。

本会議でも思ったのですが、
嘲笑や野次は
やはり議論の場では
いかがなものかな〜と、
思うのです。

 

発言者が
その場にふさわしくない
目に余るような言動をしているのであれば

必要なケースもあるかと思いますが、
今日の委員会には
そんな方はいらっしゃいませんし、

萩生田大臣も
質問者の目を見て
真摯にお答えになっていました。

そうそう。
萩生田大臣です。

私は長年「しゃべるお仕事」をして参りましたので
その人その人の話し方を分析するのが好きでして、

所信表明をお聞きした前回の委員会では
萩生田大臣がどのように
言葉を発するのか、大変興味を持っておりました。

そして、このような第一印象を持ちました。

用意した原稿を間違えずに読むことのできる
無機質大臣。

しばらくは
じーっとお顔を拝見しながら聞いていましたが、

途中からは
お顔を見て聞く必要はないと判断し、
私の手元にも用意されていた
大臣所信の原稿を指で追いながら
お聞きしていたのでした。

けれど、
今日午前の委員会で
だいぶ印象が変わりました。

役人の方が用意したペーパーを
読み上げられるシーンも
当然ありましたが、
大臣自身の生の言葉で語られるシーンも
多々あり、

そこで見せる態度は
質問者への敬意も払われていましたし
教育現場のことを
真剣に考えたいという意思が滲んでいたからです。

が、
やはり野次は容赦なく飛び
嘲笑もおこっておりまして(笑)

それが国会の華だ!
野党の存在感だ!

と言われたらそうなのかもしれませんが、
今の所、私個人としては
そんな華や存在感はいらないなァ…と思うのでありました。

 

特に嘲笑は…
聞いていると、

なんでしょう。

めっちゃ悲しい気持ちになる。

 

 

人を嘲り笑うというのは
最高の見下し態度なので、
なかなかできないな…
と思うのでありました。

とか言いながら。

将来、私もやっちゃうんですかね…。
そうなったら、
この記事を誰かに引っ張り出されるのでしょう(笑)

ここで3つ大事なこと。



萩生田大臣の「身の丈」発言は
さりとてありえへん。

ツルッと出てきた言葉は
本音を映すもの。

大臣の中に
格差も致し方なしという認識が
あったのではないかと
私も疑っております。



野次・嘲笑のおこる委員会で唯一、
大臣の答弁に対して

 

「いいじゃないか。よし!」

と発言した野党の女性議員がいらっしゃったこと。

”大臣が被災地でとあるエエ指示を出した”という
話の中でのことで、

この方は
野次も飛ばすけど
いいことはちゃんとそれと同じ音量で
「いいじゃないか」と言えるのだな、と
ホッとしました。



今日午後前は
自民党・赤池誠章委員
国民民主党・伊藤孝恵委員
立憲民主党・蓮舫委員
立憲民主党・水岡俊一委員

上記の皆様による質疑でしたが、
みなさまそれぞれに
素晴らしい質疑でした。

おひとりおひとりが
ご自身のお考えに基づいて
問題点を洗い出し
その問題点を多角的にとらえて
データを確認し
裏付けをとり
時間配分や構成を考え
質疑を構築していく。

日々の勉強と熱意と研鑽がなければ
できないことだな…と、
その迫力を間近に見て感じました。

 

 

とにもかくにも。

こんな文教科学委員会で
今後は私も「質問」をしていくことになると思うと、
やりがいに武者震い半分
恐ろしさに身震いが半分。

なのでございます。

が。
ガンバリマス…(←棒読み)

(今日も美しき議事堂)

そしてそして。
梅村はパソコンを使いたいのです。

本会議場も
委員会室も
PC持ち込み不可。

なー
ぜー
ダー

今どき、
議論の場で
PC持ち込めないなんて…

ごむたいな。

本音をいえば
これまでの本会議も
儀礼だけの顔合わせ委員会も

「PC持ち込み不可はおかしいけど、
儀礼だけならPCもいらないか…」

と思っていましたが、

今日の委員会は要りました。

質問者の皆さんの言葉にも
大臣や省庁の方々の言葉にも

そうなん?
それ、もっと調べてみたい。

そうなんや!
それは一理あるな!

え…初耳…
あとでこそっと調べよう…

というような仕事のヒントが溢れています。

また、
そこから自分の意見やアイデアが
聞きながら引き出されてきます。

仕方がないので
手書きでメモ、メモ、メモ。


もちろん明日になれば議事録もくるのですが(紙で!!)
リアルタイムに打ち込んでいきたいことが山盛り…

ソサエティ5.0とか
サイバー◯◯とか
IoT◯◯とか

最先端のことだって議論している国会で
PC使えないって、

おかしいやんか…(ボソッ)

もうすぐ持ち込めるようになるらしい!
とは聞きますが、
永田町的に「もうすぐ」って
どれぐらいの時間を言うのでしょうね。

セキュリティーが問題ならば
とりあえずはワードだけでいいから、
使わせてほしいです。

 

 

 

 

以上。

午後の委員会に備えて、
残りのバターチキンカレーを
胃袋に入れるといたします。

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お母さん目線の政治が必要です

かねてより政府主導で「女性活躍時代」が推進されているとはいえ、残念ながら女性の悩みに本当に寄り添っているとは思えません。 子どもたちを笑顔にするためには、お母さんたちが幸せになる社会を作らなければいけない。 子どもたちを育てることは、未来の日本を育てていくことと同じです。今こそお母さん目線の政治が必要だと考え、私は出馬を決めました。 政治家としてはまだまだ未熟な私ですが、公認してもらえた日本維新の会とともに、子育て支援や教育、女性活躍に関する改革の実現のため、邁進していきます。

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