身を切る改革で、新しい政治の扉を開く

拘牢省な厚労省の勉強会。

こんにちは!
梅村みずほです。

今日は東京です。

先月、ニュースにもなった
厚生労働省の若手職員チームによる
働き方・組織改革の緊急提言。


 

こちらに関する勉強会が党内で行われ
参加させていただいたのです。

私は大学卒業後、

一般企業のサラリーマンとして働き
フリーアナウンサーを経て
小さな個人事業として
話し方教室を運営。

そこからイキナリの政界入りでした。

 

 

 

「永田町に染まっていない一般目線」
が私の強みでもありますが

政治的予備知識がないゆえに
この世界に入ってからの2ヶ月あまりは

驚き(と失敗)の連続!

そして

政治の世界で働く方々の
ブラックな労働環境

にも、
仰天しております。

 

 

基本、
年中無休・コンビニ状態での労働環境。

NOとは言えない上下関係。

過労死すれすれの毎日を送る方々の姿が

永田町界隈ではゴロゴロしています。

 

私が一番身近で感じているのは
秘書業務の過酷さなのですが…
またそれは別記事にて。

 

 

今回は厚労省に関してですので。


その劣悪な労働環境から
”拘牢省”とも呼ばれる厚労省の実態は
こちらからご覧いただけます。
(厚労省若手チームの緊急提言が
わかりやすいpdfになっています)

 

働き方改革を掲げる厚労省自身に
働き方改革が必要だという
シャレにならない状況です…

今回の勉強会は
この提言をまとめた若手チームから
厚労省某局の課長補佐さん(37歳㊚)
がお越しになり

問題の山また山をご説明いただいた後、
質疑応答が行われました。
私も
野党×新米議員という
非力ポジションながら
なにか自分ができることはないかと
議員レク※に関して
4点ほど質問させていただきました。

※議員レクとは、議員に対して官僚さんが議案や調査結果などを説明してくださる「レクチャー」のこと。議会質問の前に、官僚さんたちはよく議員に呼ばれてレクチャーしてくださいます。重たい紙資料を大量に抱え、霞が関から永田町まで片道20〜30分。準備のも多くの時間と労力が費やされています。

 

梅Q.①
議員レクのオンライン実証実験を検討されているようだが、
Skype以外ではどんな方法が検討されているのか。

A.チャットワークやスラッグ、ZOOMなどを検討。

 

梅Q.②
すでにレクをオンライン(ZOOM)で数回受けたが、
地元・関西にいながらレクを受けられる点は
地方選出議員にとってもとてもメリットが大きい。
実証実験ではなく「厚労省はオンラインレクやってます!」
とすぐに動き出せないのはなぜか。

A.セキュリティーの問題などがあり、
すぐに動きたいが動けない現実がある。

 

梅Q.③
動画レクなどはどうか。
資料の説明などを1〜10まで何十人もの議員に対して行うのも大変なはず。
若手の我々は省庁職員の方々のお時間を頂戴するだけでも恐縮してしまう。せめて資料の概要説明の部分だけでも自分で動画予習してから話を伺うほうが貴重なお時間を無駄にしないのではないかと思う。
(You Tube厚労省チャンネルで動画公開&資料データも添付したら一般にもご覧いただけて良い情報公開になりそうなのですが…)

A.動画レクは検討したことがない。お忙しい議員の方々にはやはり画面越しであっても対面でご説明したほうがいいのではと思う点もある。

梅Q.④
例えば「オンラインレクを推進する若手の議員連盟」などを発足することなど、野党の新人議員としてご協力できることはなんだと思うか。

ここで先輩議員から!

「それぐらい自分で考えなさい」

とご指摘いただき

「はい!すみません!」

とビビりながら謝る
ヒヨコ議員・梅村(笑)

からの

 

A.お気持ちだけでありがたいです。

と課長補佐。
というような
やり取りがありました。

 

厚労省は最たるものだけれど
それ以外の省庁も
ハードワークに変わりはない。

役所も議員も秘書も
ワークライフバランスが大切なのは
言わずもがなです。

聞けば37歳の課長補佐は
6歳の子どもがいるそうですが
なかなか子どもと触れ合う時間も
取れない様子。

我が身とダブって胸が痛みます。

 

 

決して他人事ではないこの問題に
せめて自分ができることと言えば…

本当に必要なレクのみを要請すること。

レクの資料はデータでもらうこと。

できる範囲で
積極的にオンラインを活用すること。

議連などで超党派の議員間でも
活発に意見交換すること。

勉強会終了後に先輩議員から
「パパ・ママ議連」でも
今回の件にからんだ話ができるのではないかと
お誘いをいただきました。

今後はそちらでも
霞が関と永田町、
そして民間企業での労働環境向上のため
議論して参ります。

 


(我が夫も連日午前様になる時が…官民問わずの問題ですね)

なお。

今回のように
党の先輩議員がたくさんいらっしゃる勉強会で
質問するのって…

かなり緊張します。

新米議員だから
未熟さがばれないように

質問しない
目立たない
静かにしとく。

きっとそれ、安全。

お叱りうけたくないし…

ですが、

一生で一度の議員1年生に
いっぱい質問して
いっぱい発信して
いっぱい叱られて
いっぱい凹まなければ

数年後には「今まで何してきたの?」
と言われてしまうでしょう。

なので。

先輩議員に
「それぐらい自分で考えなさい!」
とピシャッと言っていただくのも
ありがたいこと。

小さな子どもが
たくさんコケてこそ
上手に歩けるようになるように

まずは
擦り傷
切り傷
突き指
捻挫…

壁にぶつかりながら
歩いてます。

 

勉強会の最後に
お叱りをくださった
先輩議員のもとへ駆け寄り

「アホなこと言ってすみませんでした!」
と頭を下げましたら

「あんまり気にせんでええよ」
とおっしゃいました。

なんだかんだ言って
党内はあったかいですね。

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お母さん目線の政治が必要です

かねてより政府主導で「女性活躍時代」が推進されているとはいえ、残念ながら女性の悩みに本当に寄り添っているとは思えません。 子どもたちを笑顔にするためには、お母さんたちが幸せになる社会を作らなければいけない。 子どもたちを育てることは、未来の日本を育てていくことと同じです。今こそお母さん目線の政治が必要だと考え、私は出馬を決めました。 政治家としてはまだまだ未熟な私ですが、公認してもらえた日本維新の会とともに、子育て支援や教育、女性活躍に関する改革の実現のため、邁進していきます。

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