身を切る改革で、新しい政治の扉を開く

ここがヘンだよ、ニッポンの国会 #01

【ここがヘンだよ、ニッポンの国会 #01】
〜セレモニーとしての臨時国会〜

 

8月1日。

私は参議院議員として初めて
国会議事堂での議会に初出席しました。

参院選の激戦を制した者のみが集う
参議院議場。

天井高くには、
唐草を模したステンドグラスが
真夏の日差しを受けて輝き

長い歴史を知る木製ドアは
荘厳な装飾を施され
飴色に艶めいている。

 

正面中央には
衆議院議場にはない
天皇陛下のための御席が
えも言われぬ重みを醸し出し

御席の上には皇室の紋章である
十六八重表菊紋が
この場所を尊厳なる場所であると示している。

 

 

だから、なのか。

だけど、なのか。

 

頬を紅潮させるほどの緊張でのぞんだ
臨時国会は

 

 

え?

今どき?

なんで?の連続。

驚きのセレモニーでした。

 

一言で言えば
めちゃめちゃ効率が悪いのです。

セレモニーというか
パフォーマンスというか。



 

その日行われた議題は

①参議院議員議長の選出
からの議長抱負

②参議院議員副議長の選出
からの副議長抱負

③国会会期の決定

この3つが主。

 

正直、民間企業で行えば
①〜③トータル40分程度の内容だと思われますが

①②を1時間かけてゆっくりと行い、

わざわざお昼休憩をはさんで
所要時間5分程の③を行います。

 

特に③は…

参院議長 「今国会の会期は5日間とする。
ご異議ございませんか?」

議員一同 「異議なーし!」

以上!!!終了!!!

 

椅子から転げ落ちそうになる程
拍子抜けしました。

 

 

なんで所要時間5分のもんを
午前中にまとめてやらへんのや〜

 

各議員の席には
「賛成ボタン」と「反対ボタン」があります。

今回は
議長候補も
副議長候補も
お一人だったので

そのYES・NOボタンを押せば
正副議長の投票はそれぞれ
たった1〜2分で終わったはずです。

が、
243名ほどの議員がひとりひとり
手書きの紙によるアナログ投票をし、

4人ほどの参議がうやうやしくチェックし
ものすごい時間をかけて行うのですね。

 

 

ボタンで…
良くない?

 

とか、絶対言えない雰囲気…

 

 

今回、満場一致で選出された
山東昭子参議院議長は
こうおっしゃっていました。

 

「良き伝統とルールを守り、
社会情勢に応じた思い切った改革をしながら、
参院が言論の府として
役割を果たすべく尽くします。」と。

 

その言葉自体は素晴らしく、
そのほかのお言葉と合わせても
心に残る抱負でした。

 

でも、このセレモニーとしての国会が
良き伝統なのかは わかりません。

 

しかも…
しかもーーーー!!!

 

 

それだけではない
驚きの国会は続くのでした。

長くなったので次回に続きますね。

 

 

 

とにもかくにも。

生まれてはじめての議場で感じた
私の国会ファーストインプレッションは

 

ひょっとしてひょっとするとここは、
日本一のウルトラアナログソサエティー
なのではないだろうか…

というものだったのです。

 

 

 

※ここがヘンだよシリーズでは
一般街道40年だった新米議員・梅村みずほが
???と思ったことを素直に発信して参ります。

※ついでに、梅村みずほの姿は
ちょうどこの写真の文字「アナログ」の「ロ」の真ん中にあります。
探してみてください。

※昼食は各自自腹ランチです。念のため^^

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>お母さん目線の政治が必要です

お母さん目線の政治が必要です

かねてより政府主導で「女性活躍時代」が推進されているとはいえ、残念ながら女性の悩みに本当に寄り添っているとは思えません。 子どもたちを笑顔にするためには、お母さんたちが幸せになる社会を作らなければいけない。 子どもたちを育てることは、未来の日本を育てていくことと同じです。今こそお母さん目線の政治が必要だと考え、私は出馬を決めました。 政治家としてはまだまだ未熟な私ですが、公認してもらえた日本維新の会とともに、子育て支援や教育、女性活躍に関する改革の実現のため、邁進していきます。

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