身を切る改革で、新しい政治の扉を開く

家庭を失った子どもには家庭を。

家庭を失った子どもには家庭を。
〜イギリスに学ぶ里親制度〜

 


 

先日、ご縁をいただいて
京都華頂大学の山川宏和准教授に
お話を伺いました。

ご専門は里親制度で、
特にイギリスの里親制度にお詳しく

日本でも
生まれた家庭で養育できない子どもたちの受け皿として
「施設第一主義から里親第一主義に」シフトすべきだとおっしゃいます。

 

 

 

「もし自分の大事な足を失ったら
本物でなくても
本物そっくりの義足を欲するでしょう。
家庭を失った子どもには
やはり施設ではなく家庭が必要です。」と。

 

 

 

イギリスでは、
児童養護施設や乳児院のような施設が
日本にくらべてとても少なく、

虐待や事故、経済事情などをはじめ
なんらかの事情で親が育てられない状況になった子どもの選択肢は
里親の一択なのだそうです。
(※日本の里親委託率は10%台、イギリスの里親委託率は70%強
※中高生で特殊な問題のある子どもは施設に入所するケースも有)

 

 

新米里親からベテラン里親まで
里親にもレベルがあり、
子どもが問題を抱えている場合は
知識・経験の豊富な里親が担当しています。
(※日本では養育里親・専門里親・養子縁組里親・親族里親の4種類がある)

 

 

日本でも里親制度をもっと拡大しようと
厚労省が力を入れているけれど
なかなか浸透していません。

その数ある原因のひとつは
今ある施設の多さであり

デリケートな事情を抱える子どもを
里親家庭というクローズドな場に委ねるリスクでもあるのでしょう。

 

 

一方で
「里親にもリスクはあるけれど
施設のリスクもまた存在する」
と、山川氏はおっしゃっていました。

 

 

日本でもたびたび、
施設の職員が子どもたちを虐待したり
子ども間でいじめが発生するケースも少なくない。

里親と子の間での虐待やトラブルは皆無ではないが
イギリスの里親制度は比較的安定しているとのこと。

 

 

家庭を失った子どもには家庭を。

 

 

そうおっしゃる山川氏には
このブログには書ききれない
さまざまな里親事情も教えていただきました。

 

 

施設の職員とも愛着形成はなされるとは思いますが

やはり「父親」「母親」的存在の個人と
自分が守られているという安心感を得られる
「巣」としての家は
事情を抱えた子どもたちだからこそ必要であり

それに付随するリスクヘッジは政治の役目。

 

 

 

 

今後は
省庁からのレクチャーや
先輩議員との意見交換
党の方針や
各行政の取り組み…
多方面にアンテナを張り巡らせながら

子どもが笑顔になる日本の仕組みを
考えて参ります。

 

 

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今回、山川准教授にはわざわざ
まだ事務用品も満足にそろわぬ
梅村みずほ事務所”準備室”にお越しいただきました。

 

事務所…がらーん…

 


 

当選から2ヶ月経ったとはいえ、
まだまだ梅村みずほは自転車操業…

政策の勉強に
事務所解説に
選挙応援に
臨時国会準備に
おかあちゃん業に

てんてこ舞いしながら毎日元気に走っています。

 

 

 

ちなみに。
今回、山川准教授をご紹介くださったのは
参院選中、私を支えてくださった
「梅村みずほさんを応援する会」のメンバーさん。

 

「梅村みずほさんを応援する会」は
Facebookメッセンジャー上の
女性を中心とするグループで
現在300名以上の方がいらっしゃいます。

ありがたや…

 

メンバーのみなさんには選挙中、
メッセージやSNS応援などで
連日元気をいただいていましたが

当選後は
いじめや学校教育についての
オンラインミーティングに参加していただくなど
女性目線で気軽に政治の端っこに
触れていただいていました。

今後は
「梅村みずほさんを応援する会」も
リニューアル予定♪

たったひとりではなにもできない梅村でございます。

「応援するよ!」
と支えてくださるみなさんが何よりのエネルギー源ですので
どうかまた「新生・応援する会」も
のんびりお待ちいただけますと
嬉しゅうございます。

朝晩、冷える日も増えましたね。
くしゃみ・鼻水・風邪ひきさんも急増中のようです。
お体大切に!

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